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2019年9月のアップデートで下落した順位が回復!何をやったか解説するよ

こんにちはYoshikiです。

SEOアフィリエイトを実践しています。
9月の確定収益が730,688となりました。

9月のアルゴリズムアップデートで僕の運営しているサイトもかなり大きな影響を受けました。

参考:【Google大変動】コアアルゴリズムアップデートによる2019年9月24日からの順位変動について

6月のアップデートで回復したサイトは9月のアップデートで全部下落している傾向です。

消費税も上がって厳しくなるところにヒドイ仕打ちですよ。

9月のアップデートは急激に順位が下落したわけじゃなくて、ゆっくりと時間をかけて検索順位が下がった感じです。

サイトA

サイトB

サイトC

サイトD

9月24日のアップデートからおよそ1ヶ月が経過し、順位が回復したサイトもあれば、そのまま下落し続けているサイトもあります。

この中でDのサイトはアップデート後すぐにサイト内の修正をしています。
そして回復の程度も良いので、このサイトの内部修正でやったことをシェアしようと思います。

回復したのはどんなサイト?


今年一番力を入れて、自分で書いた記事を定期的に投入していたサイトです。

URLはお教えできませんが、記事数は全部で49。

最大の下落となった9月26日。アップデートの2日後です。

9月26日にサイト全体のPVが急激に落ち込んで、ピーク時の1日200アクセスが半分ぐらいになるまで下落しました。

今年一番力を入れて、自分で書いたオリジナルの記事を定期的に投入していたサイトです。

検索順位も多くのキーワードで下落しています。

力を入れて作っていた分、9月のアップデートの順位下落で気分的にかなり落ち込みました。

約3週間後の10月15日。かなり回復してきたぞ!

だけど、10月を過ぎたころに不思議な動きをしており、徐々に順位が回復してきてくれています。

嬉しいなあ。

同じタイミングで下落したサイトに同様の回復は見られませんでした。

なので、このサイトに実施した対策が好影響を与えたのかもしれませんので、以下で解説します。

僕が参考にしたSEOの専門家さんやブロガーさんの意見

ブロガーさん界隈では今回のアップデートで「SEOアフィリ=無理ゲー」の意見がこれまで以上に加速しております。

ASP担当者や知り合いのアフィリエイターさんから聞くところによると、SEOアフィリエイトをやめてしまう人やYouTube・twitter集客にシフトする方が増えているようです。

その中でもSEOアフィリエイトについて前向きな意見を発しているブロガーさんを見つけました。
manablogのマナブさんです。

当たり前すぎる話かもですが、ぶっちゃけ現代って「Google検索=ステマばかり」という認識になりつつあると思います。

Googleはここを改善するために「低品質だったり、広告収益目当てのサイトは、Googleネットワークから排除」を目指しているんじゃないですかね。
引用元:【2019年9月】GoogleのSEOアップデートを分析しました【戦略公開】|manablog

マナブさんは今後、記事内広告(アドセンス)を排除することに決めたそうです。
これによって月20万円の収益が消えるようですが、躊躇なく広告を削除したみたい。

僕もアドセンス広告はすでに排除していますが、記事中にASPのアフィリエイトリンクはたくさんつけています。
これからは必要以上にリンクを付けるのはやめることにします。

また9月のコアアップデート前にgoogleが発表した「被リンクの計算方法の変更」も気になる点です。

全日本SEO協会 鈴木さんの情報から知り得ました。

googleの公式発表は以下の通りです。

Today, we’re announcing two new link attributes that provide webmasters with additional ways to identify to Google Search the nature of particular links.
These, along with nofollow, are summarized below:
rel=”sponsored”: Use the sponsored attribute to identify links on your site that were created as part of advertisements, sponsorships or other compensation agreements.
rel=”ugc”: UGC stands for User Generated Content, and the ugc attribute value is recommended for links within user generated content, such as comments and forum posts.
rel=”nofollow”: Use this attribute for cases where you want to link to a page but don’t want to imply any type of endorsement, including passing along ranking credit to another page.
引用元:Google Webmaster Central Blog

全日本SEO協会のブログによる翻訳は以下になります。

本日、当社はサイト管理者がGoogleにリンクの性質を伝えるための2つの新しいリンク属性タグを導入開始しました。

それらはこれまでのnofollow属性とともに今後も使用される新属性となるもので次のものです:

(1)rel=”sponsored”: これは広告やスポンサーシップ、またはその他何らかの報酬を得ることによりリンクを外部サイトに張る際に使用する属性です。

(2)rel=”ugc”: これはユーザーが生成したコメント欄や掲示板等のコンテンツ内から外部サイトにリンクを張る際に使用する属性です。

(3)rel=”nofollow”: これはあなたがリンクを張るリンク先のサイトにそのサイトの品質や内容を保証または支持したく無い時に使用する属性です。』
引用元:Googleが被リンクの計算方法を変更!リンク属性タグに新たに2つの種類が追加される影響を予測

これまで外部リンクの属性は rel=”nofollow” だけでしたが、9月10日のgoogleの発表以降、3種類に増えることになりました。

googleはこれまで以上にサイト内のリンクについて厳密に調査を行うようになってきております。

サイト運営者には外部リンクの種類をちゃんと提示してほしいというサインを出してきていますね。

僕が自分のサイトでやったこと


過去の経験上、googleアルゴリズムの大きな変化に慌てていろんなことをすると、かえって悪い結果になりました。

なので焦る気持ちをまず落ち着かせて、google公式ブログで発表されたリンク属性の修正とリンクの見直しをまず最初に行うことに決めました。

リンク属性の修正とリンクの見直し

僕の場合、アフィリエイトリンクには100% rel=”nofollow”を設置しております。
それ以外の外部サイトへのリンクについてのルールは

自分の記事ページの信頼性を高めるための引用を行ったサイトへのリンク rel=”nofollow”なし・target=”_blank”あり
参考に見て欲しい外部サイトへのリンク rel=”nofollow”あり・target=”_blank”あり

にしていました。

そして今後はアフィリエイトリンクの属性はすべてrel=”nofollow”からrel=”sponsored”に変更します。

またrel=”nofollow”はサイトの品質や内容を保証または支持したく無い時に使用する属性と再定義されております。

僕は読者さんに対して、参考に見て欲しいページについてはリンクにrel=”nofollow”を付けていました。

でもよくよく考えると、ブログ運営者が品質保証をしないリンクがたくさん貼られている記事ページってどうなのでしょうか??

そんな怪しい記事、はっきり言って読みたくないですよね(汗)

なので、今後は外部サイトを紹介する場合、記事内容のクオリティが高くて自分のブログ読者さんに紹介しても役立ちそうな記事を厳選したうえで、rel=”nofollow”を付けないことに決めました。

僕の新しい外部リンクのルールを以下にします。

自分の記事ページの信頼性を高めるための引用を行ったサイトへのリンク rel=”nofollow”なし
参考に見て欲しい外部サイトへのリンク rel=”nofollow”なし
アフィリエイトリンク rel=”sponsored”

流入元の分散

今回改善したサイトの流入元データです。

緑がyahoo検索流入。計81.4%がオーガニック検索

マナブさんのブログに比べるとむちゃくちゃに残念な結果です。(まー知ってましたが)
オーガニック検索による流入に頼りすぎているので、こんなサイトはgoogleのアップデートにモロ影響を受けることになります。

また、自分が運営している異なるドメインのサイトからの流入数も多いという特徴もあります。

この結果を踏まえて、自分運営のサイトからのリンクをかなり減らしました。

主にサイドバーやフッターに「その他の運営サイト」みたいな感じで設置していたリンクです。

あれ全部消してやりました。あースッキリ。

10月25日時点の結果

アップデートの約4週間後の10月23日

リンク属性を全記事修正し、他サイトからのリンクを外し終わった日が10月7日です。その翌週から徐々に検索数が増えてきました。

この間は記事数を増やしていません。

今回の修正が100%効いたのかわかりませんが、他のサイトが順位回復していないところを見ると、サイトの修正が効いたのかもしれません。

もちろんgoogleアップデートの揺り戻しの可能性もありますが、しばらく様子を見て問題ないなら他のサイトにも同じ修正をする予定です。

今後の方針

外注ライターさんに大量に記事を発注する作戦は今後ますます通用しなくなりそうです。

・自分の専門分野で、自力で高品質の記事を作り上げる
・専門家に高品質な記事を作ってもらう。または監修してもらう

このどちらかでないとダメ。

専門家とのコネが作れないなら自分が専門家になるしかありません。

今後は記事1枚のクオリティを上げて、記事の大量生産に費やしていた時間はYouTubeやtwitterの運用に回します。

2019年9月のアップデートで下落した順位が回復!何をやったか解説するよ まとめ

独自性の高いコンテンツを作る。専門性の高いコンテンツを作るのはとても苦労しますよね。

自分のスキルも上げていかなくてはならないので、はっきり言って今すぐどうこうなるものでもありません。

「俺の記事クオリティ低い…」なんて悩みはとりあえず置いときましょう。

今すぐ取り組めるところから始めましょうよ

現時点で何から手を付けて良いか分からなくなってしまったら、googleが変更を発表したリンク属性の対応から始めてみるのがおススメです。

またアクセスの流入元が偏っていないか調べ、分散させる作戦を練りましょう。

以上、ちょっとでもお役に立てたら幸いです。

引き続きSEOのレポートをしていくのでフォローしていただけると嬉しいです!

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プロフィール

プロフィール

このブログを運営しているYoshikiです。
SEOアフィリエイトを実践しながら、毎日SEOとペナルティ復旧の研究をしています。

このサイトではgoogleからペナルティを受けたサイトの復旧方法やSEO・ブログライティングを発信していきます。

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